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お米の値段はどうして下がらないのか?お米を少しでも安く買う方法はコレだ

FPトガクレです。

 

「お米の値段ってもうちょっと下がってもよくない?」と思ったことありませんか?

 

減反政策(生産調整)も事実上終了したはずですし。

 

なんで下がらないんだろう?

いやむしろ上がってるし。不思議ではないですか?

 

疑問に思われる方も多いと思いますので紹介します。

 

 

2018年に減反政策は廃止されたはずだが…

 

ほんのちょっとだけ減反政策の歴史を振り返り。

 

1971年に豊作で在庫過剰になった米の減反政策がスタート

政府主導で生産量を抑える政策は、当然賛否両論ありながらもそのまま継続。

 

そして「民主党政権」時代がやってくる。

民主党政権は「戸別所得保障制度」を導入。

 

これは家畜が食べる「飼料用米」などを生産すると「転作助成金」を支給。

 

我々が食べる「主食用米」以外の作物を作ったら、助成金が出るということですね。

 

2012年の安部政権で「戸別所得保障制度」を廃止。

2018年に生産数の調整を廃止する事も決定。

 

普通はこれで「自由に安くておいしいお米」がたくさん生産されてやったー!っとなるはずですが、そうではなかった。

 

減反政策をやめると、急激なコメ価格の暴落を恐れた政府は、「転作助成金」を継続することに。

 

これにより、水田で我々が食べる「主食用米」を作るより、他の作物を作ったほうがむしろ儲かる事態に。

 

そうなんです。ここなんです。

 

生産者は「飼料用米」を生産していた

 

生産者は主に家畜などが食べる「飼料用米」を生産するようになります。

いったいなぜ…。

 

それは「転作助成金」により、人間用のお米を作るより飼料用米に転作した方が助成金で単純に儲かるから。

(ちょっと悪意のある言い方でしたが、その方が助成金がよりもらえるようになったからなんですね)

 

転作助成金

画像の出典:解説委員会「減反廃止 コメはどう変わる」
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/289153.html

 

お米の値段はどうなったのか

 

みんかぶコモディティから「東京コメ」の月足チャートを

 

お米の値段

 

なんか2018年にニュースで「外食の米の値段があがります」的な報道が多かったですよね。あれなんです。

 

2019年になり少し落ち着いてきましたが、2018年の上昇は2~3割あってちょっとエグいですね。

 

お米を安く買うにはどうするか

 

「農家の方が飼料用米を作る理由はわかった。じゃあそれでもお米を安く買うにはどうすればいいんだ」との疑問に、個人でできる対策をまとめてみました。

 

ブレンド米を買う

 

スーパーなどでは「あきたこまち」や「コシヒカリ」などの銘柄や産地が指定されているものの他に、それらが一部混ざった「ブレンド米」が売っており、そちらの方が値段的には少し安くなっています。

 

味は確かにブランドを売りにしているお米に比べればワンランク落ちるかもしれませんが、鈍感な私レベルなんかでは正直よくわかりません(笑)。

 

現在ほとんどのお米のベースはコシヒカリなわけですから、敏感でない人にはそこまで大きくは変わらないのではないでしょうか。

 

まあお米にもランクがありますので、値段だけ見て極端に安いもの味が落ちます

 

実家が兼業農家の私から見てもあきらかに怪しい商品があります(農協に出荷している金額を知ってますから)。

 

農協への卸値より安い売値(スーパー)の商品があったりして。いったいどうなってるんでしょうか?

 

特に「安物の中国米(外国産米)」は、いくらなんでも味もはっきり違いがわかります。

 

品種の違いなのか古いからなのか確認のしようがありませんが、パサパサでおいしくありませんでした。

 

ましてや安全かどうかなんて、怖すぎて確認したくもありません。

 

②直売所で買う

 

味にも値段にも安心にもこだわりがある方は、直売所で買うのが王道でしょう。

 

地域の直売所でその地元のお米を買って比べる楽しみもあります。

 

もちろん農家から直接買うルートがあればもっと良いのですが、そこまでハードルが高くありません。

 

直売所では生産者の名前が書いてあるのが一般的ですし、商品によっては生産方法まで確認できたりと安心です。

 

ちなみに玄米で購入できる場合は、食べる直前(1~2週間)に精米すると味が格段に良くなりますよ。

 

こだわりのある方は家庭用の精米機を持っている方も多いです。


参考にこんな商品

 
この方法なら、もしお米のグレードがそこまで高くなくても、安くておいしく食べられます。

 

玄米のままの保存なら長期間できますし、虫もつかないですしね。

 

玄米を少しお米に入れて「玄米ダイエット」なんてのも出来ます。

 

③農家から直接買う

 

これは都会では難しいかもしれませんが、直接買えたらかなり安く買えます。

田舎でしたら周りの人に聞いてみると、以外に安く譲っていただける話があるはずです。

 

直売所と同じように、生産者が分かっているので安心感も高い。産地とブランドも保障です。

 

デメリットはある程度まとめて買う必要があると思いますのでその保管場所と、やめたくなっても止めづらい事ですかね。

 

あと譲っていただけるとしたら玄米だと思うので、やはりコイン精米所がある田舎限定でしょう(笑)。千葉レベルでもいっぱいあるけど。

 

稲作農家も機械を維持するのにある程度まとまった量を生産しなければならないため、売る農家からしてもそれなりにメリットがあります。

 

機械がまた高いんですよー。高級車なんて余裕で買えちゃいます。使わないと壊れるし。

 

先物で安いときに買っておく

 

投資系ファイナンシャルプランナーなので、最後に投資家っぽいことを言っておきます(笑)。

 

お米は長期間の保存が余り効きません。味も落ちますし、精米してしまったらなおさらです。

だから数年単位での備蓄は難しい。

 

そこで、コモディティ先物取引で、安いタイミングで購入する。現物(ここではお米)ではなく、あくまで証券取引です。

 

この方法ならお米の備蓄を考えずに済み、安いときに買って値上がりしたときに売れば、現物(お米)が値上がりしたときも財布が痛みません。

カッコよく言うならリスクヘッジでしょうか。

 

コモディティは配当金などもなく、ただ持っているだけでは利益にならないので初心者向きの方法ではありませんが、ニュースなどで「お米の価格が大暴落!」なんてときに仕込んでおけば、ちょっと面白いかと思います。

 

当然メインの投資になるほどは必要ありませんので、投資金額は数万程度でしょうか。

どうしても値上がりしたときに取り返したい人に。

 

かなりマニアックな方法ですから、何度も言いますが初心者にはおすすめしません(笑)

 

 

 忙しい方には生協の宅配サービスが本当におすすめ